
パソコンやスマートフォンなどのIT関連機器、情報端末だけでなく、家電や様々なモノをインターネットに接続する技術を「IoT」と言います。
IoTによって今までインターネットに繋がっていなかった様々なモノが、ネットに繋がることによって、情報をやりとりすることが可能になります。情報のやりとりができるようになれば、データを集積し、解析するとができます。それによって自動化が進展し、新しいシステムやサービスを生み出すことが期待されています。
具体的には、どのようなサービスが生まれるのでしょうか。
例えば、IoTを活用して既に実用化が始まっている高齢者見守りサービス。インターネット経由でリアルタイムで情報を把握、処理できるため高齢者の異常や変化をいち早くキャッチ、緊急であれば第三機関が直ちに駆けつけることも可能になります。また、運用によって得られるデータ(ビッグデータ)を活用し、さらなるサービスの質の向上を目指すこともできます。
IHS社によると、インターネットにつながるモノ『IoTデバイス』は2013年時点で約158億個、2020年までにはさらに増え続け約530億個になると予測されています。また、市場規模も2020年には約365兆円の巨大市場になると言われています。