
インターネットと言えば、パソコンやスマートフォン、タブレット端末などのIT関連機器に欠かせないものというイメージがあるかもしれませんが、ここ数年で注目が高まっているのがそれら以外のもの(Things)にインターネットを接続する技術、『IoT』です。
『IoT』は「Internet of Things」の頭文字を取った略語で直訳すると「モノのインターネット」となります。分かりやすいところで言うと、テレビやHDD/DVD/Blu-rayレコーダー、デジタルカメラなどのデバイスでインターネットの接続が取り入れられていることは皆さんご存知だと思いますが、最近では冷蔵庫やエアコン、洗濯機などの家電製品でもインターネットの接続がスタートしています。
インターネットと接続することでどんなことができるようになるかと言うと、冷蔵庫の場合外出先からでも冷蔵庫の中を確認でき、食材の二重買いを防ぐことができるなどのメリットが産まれます。また、他にもビルや工場の屋内外のセンサーも接続されていくことでしょう。
このように今までは通信機能を備えていなかった様々な機器に接続されることが想定されています。経済産業省でもIoTの発展で数兆円規模の市場創出を目標とするなど、今後最も発展が期待される分野の一つです。