
「サイバー攻撃」や「サイバーショップ」など、しばしば耳にする「cyber(サイバー)」。「cyber」は英語の形容詞で、「コンピューター・ネットワークの」「コンピューター・ネットワークを利用した」といった意味があります。
語源は第二次世界大戦後に提唱された学問分野の一つ「サイバネティクス(cybernetics)」。サイバネティクスとは、通信工学と制御工学を融合し、生理学、機械工学、システム工学を統一的に扱うことを意図して作られた学問です。
「サイバー」は「サイバー攻撃」のように、接頭語のように使われることが多く、「インターネットが形成する情報空間(サイバースペース)に関連した」という意味でよく使用されます。「電脳」と訳されることもあります。
「サイバー攻撃」とは、コンピューターネットワークを利用して不正侵入し、データを盗む、もしくは改ざん/破壊する、といった行為。中でも大規模で影響が甚大で深刻なものや、政治的・社会的混乱を目的に行われるものは「サイバーテロ」と呼ばれます。
他にも「サイバー戦争」「サイバー犯罪」などマイナスイメージの言葉を多く目にしますが、「サイバーショップ」「サイバーモール」「サイバー大学」など、負をイメージしない普通の言葉もたくさんあります。
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