
今の時代、多くの企業や有名人もTwitterやFacebookなどのSNSで公式アカウントを作り、情報発信をしています。
しかし、このSNSアカウントが何者かに乗っ取られ、意図に反する行為が行われることがあります。これが、『アカウントの乗っ取り』、『アカウントハック』と呼ばれるものです。
2012年には人気のゆるキャラがTwitterアカウントが乗っとられ、プロフィールが勝手に書き換えられる、ネガティブなツイートがお気に入り登録されるなどの被害があり話題になりました。
乗っ取りの被害にあったら
乗っ取られたことに気づいたら、まずアカウントの早期復旧に努めるべきです。また、同時に自社のホームページなどでアカウント乗っ取りの事実、状況を告知し、注意喚起を促しましょう。その後、アカウントが回復できたのならばその報告を、残念ながらアカウント回復不可能で、新アカウントを作成した場合は、そちらに移行することを告知します。乗っ取りの時間がたとえ一時的なものであったとしても、閲覧者の混乱を避けるために告知をするようにしましょう。
乗っ取りを防止するには、ユーザーIDやパスワードなどの適切な管理が重要です。ですから、SNSで公式アカウントを作る場合には、運用ルールを明確に決めておくことが不可欠です。