
「大事な部分は赤字にしておきました。」とメールに書いてあるけど、赤字なんてないんだけど?なんてこと、経験ありませんか。
これは、メールの形式が送信側と受信側で統一されていないと起こる現象。メールの形式には、「テキスト形式」「HTML形式」「リッチテキスト形式」の3種類あります。それぞれの特徴をご紹介しましょう。
「テキスト形式」は、文字(テキスト)のみで構成されていて装飾がないため、他の形式に比べるとシンプルで、データサイズが小さいのが特徴です。「HTML形式」はウェブサイトのように背景や画像、音などをつけることができ、フォントをカラーにできる、ウェブページへのリンクを設定することなどが可能になります。ネットショップのメールマガジンなどはHTML形式のメールが増えていますが、受信側もこの形式に対応した電子メールソフトを使用していなければ正しく表示されないことがあります。「リッチテキスト形式」はHTML形式とほぼ同様に使えますが、使用できない部分があります。
これら3つの形式にはそれぞれ長所や短所があります。受診側の環境にもよりますので、配信する内容や目的、宛先によってケースバイケースで使い分けられるといいですね。